家づくりで失敗しない!プロが教える最初の思考整理ステップ
家づくり、何から始める?と悩むあなたへ
「そろそろマイホームが欲しいな…」そう思っても、いざ家づくりを始めようとすると、「何から手をつけていいか分からない!」と立ち止まってしまいませんか?🏠
持ち家か賃貸か、戸建てかマンションか、ハウスメーカーか工務店か…。選択肢が多すぎて、情報収集だけで疲れてしまいますよね。
こんにちは!17年間、建設業界で家づくりに携わってきた一級建築士のHIITです。実はもうすぐ第一子が生まれる予定で、皆さんと同じように「家族のための家」について真剣に考えている「プレパパ」でもあります😊
今回はそんな私の経験も踏まえ、家づくりで後悔しないために、契約や土地探しを始める「前」に考えておくべき「4つの思考整理ステップ」を、専門用語を使わずに分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、頭の中がスッキリ整理されて、「我が家の家づくり」の第一歩を自信を持って踏み出せるようになりますよ!
ステップ1:そもそも「どんな家」に住みたいか考えよう!
最初のステップは、いきなり住宅展示場に行くことではありません。まずは、あなたとご家族が「どんな暮らしをしたいか?」をじっくり考えることです。
「持ち家」vs「賃貸」どっちが合ってる?
永遠のテーマですが、どちらが良い・悪いではありません。「ライフスタイルに合っているか」が大切です。
- 持ち家が向いている人:今の場所で長く暮らしたい、インテリアや間取りを自由に楽しみたい人
- 賃貸が向いている人:転勤の可能性がある、気軽に住み替えを楽しみたい人
「資産になるから持ち家」と考える方もいますが、建物の価値は年々下がっていくのが現実です。まずは、ご自身の将来設計と照らし合わせて考えてみましょう。
「戸建て」vs「マンション」暮らし方の違いは?
持ち家を持つと決めたら、次に考えるのがこの選択です。
- 戸建ての魅力 🏠
- 子どもの足音など、生活音を気にしなくていい
- 庭で家庭菜園やBBQを楽しめる
- 間取りやデザインの自由度が高い
- マンションの魅力 🏢
- 駅からのアクセスなど、立地の良さ
- セキュリティがしっかりしている
- ワンフロアで生活が完結し、掃除などが楽
どちらもメリットがたくさんありますね!どちらの暮らしが、ご家族にとって心地よいかを想像してみてください。
「新築」vs「中古」それぞれのメリット・デメリット
次に、「新品」か「リユース品」かを選びます。ここでのポイントは、家の性能です。
- 新築のメリット:最新の設備や性能が手に入る。自分たちの好きなように設計できる(注文住宅の場合)。
- 中古のメリット:新築より価格が安い。実際の建物や周辺環境を確認してから購入できる。
特に戸建ての場合、中古物件は今の省エネ基準を満たしていないことが多く、「夏は暑く、冬は寒い家」になってしまう可能性も…。リフォームで性能を上げることもできますが、思ったより費用がかかることもあるので注意が必要です。
【新築戸建てなら】「建売」vs「注文住宅」の違いを知ろう
新築の戸建てにしよう!と決めたら、最後の選択肢です。
- 建売住宅:「土地と建物がセット」で売られているお家。
- メリット:価格が分かりやすく、注文住宅より安いことが多い。すぐに住み始められる。
- デメリット:間取りやデザインが決まっていて、自由度が低い。
- 注文住宅:「土地を探して、自由な設計」で建てるお家。
- メリット:間取り、デザイン、性能など、全てを自分たちの理想通りにできる。
- デメリット:建売住宅より価格が高くなる傾向があり、完成まで時間もかかる。
「価格や立地」を優先するなら建売住宅、「暮らしの快適さや理想の間取り」を優先するなら注文住宅が向いていると言えますね。
ステップ2:「いつ建てるか?」タイミングを見極めよう
家づくりの方向性が見えてきたら、次に考えるのが「タイミング」です。よく「今が建て時です!」という営業トークを聞くかもしれませんが、それにはちゃんとした理由があるんです。
理由1:金利や建築コストは今後どうなる?
残念ながら、将来のことは誰にも分かりません。ただ、ここ数年、木材などの建築資材の価格は上がり続けていますし、住宅ローンの金利も、これ以上下がることは考えにくい状況です。
もちろん焦る必要はありませんが、「5年後に建てよう」と考えたとき、今より安く建てられる可能性は低いかもしれない、ということは頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
理由2:家族と過ごす「今」の時間を大切にする
私が一番お伝えしたいのは、こちらです。家づくりを考えるきっかけが「お子さんの誕生」という方はとても多いと思います。
子どもが「ただいま!」と元気に帰ってきて、リビングで一緒に遊んだり、宿題をしたり…。そんな時間は、実はあっという間に過ぎていきます。
「新しいお家で、家族と一日でも長く快適な時間を過ごす」 これも、家を建てるタイミングを決める、とても大切な理由だと私は思います😊
ステップ3:信頼できるパートナー「住宅会社」を選ぼう
さあ、いよいよ具体的な行動に移ります。理想の家を形にしてくれる「パートナー」=住宅会社を探しましょう!
ハウスメーカーと工務店、何が違うの?
ざっくりと、こんなイメージです。
- ハウスメーカー:全国展開している大きな会社。テレビCMでもおなじみですね。品質が安定していて、ブランドの安心感があります。
- 工務店:地域に根ざした会社。一棟一棟、丁寧に対応してくれるのが魅力です。
どちらが良い、というわけではありません。大切なのは、会社の規模ではなく「自分たちの建てたい家を、きちんと建ててくれる会社か」を見極めることです。
大事なのは「性能」と「価格」のバランス
デザインがおしゃれでも、「夏は暑くて冬は寒い家」では快適に暮らせませんよね? だからこそ、家の「基本性能」(暖かさや涼しさを保つ力、地震への強さなど)はとても重要です。
ただ、性能を追求しすぎると、どんどん価格は上がってしまいます。 「この性能は絶対に欲しい」という部分と、「ここは少し力を抜いても良いかな」という部分のバランスを見つけることが、満足度の高い家づくりにつながりますよ💡
ステップ4:無理のない「予算」を考えよう
最後のステップは、一番大事なお金の話です💰
「年収の〇倍」は危険?月々の支払額から考えよう
「家づくりの予算は、年収の7倍までOK」といった話をよく聞きますが、この考え方は少し危険です。家族構成やライフスタイルによって、適切な金額は全く違うからです。
おすすめは、「毎月、無理なく支払える金額」から全体の予算を考える方法です。
現在の家賃を基準に、 「今の家賃と同じくらいの金額 + 固定資産税や将来の修繕費として月2〜3万円」 を毎月の支払額の目安にして、そこから全体の予算を逆算していくと、無理のない計画が立てられます。
頭金は本当に必要?手元資金を残すメリット
「頭金をたくさん入れた方が、後々の返済が楽になる」と思っていませんか? もちろんそれも一理ありますが、私は「借りられるなら、しっかり借りて、手元の現金を残しておく」ことをお勧めしています。
住宅ローンは、他のローンに比べて金利がとても低く設定されています。 何より、手元にまとまった現金があれば、お子さんの教育費や急な病気・ケガなど、予期せぬ出費にも慌てず対応できます。その「心の余裕」が、日々の暮らしを豊かにしてくれますよ😊
まとめ|まずは家族での「理想の暮らし」会議から始めよう
今回は、後悔しない家づくりのために、事前に考えておくべき4つのステップをご紹介しました。
- ステップ1:どんな家に住みたいか考えよう!
- 持ち家か賃貸か、戸建てかマンションかなど、自分たちのライフスタイルに合った家の形を見つけよう。
- ステップ2:「いつ建てるか?」を決めよう
- コスト面だけでなく、家族と過ごす大切な時間を基準にタイミングを考えよう。
- ステップ3:信頼できる住宅会社を選ぼう
- 会社の規模ではなく、「性能」と「価格」のバランスを見て、自分たちに合ったパートナーを見つけよう。
- ステップ4:無理のない「予算」を考えよう
- 「月々の支払額」から逆算して、精神的にも安心できる資金計画を立てよう。
たくさんの情報があって大変だと思いますが、一番大切なのは「新しい家で、家族とどんな暮らしがしたいか?」を想像することです。
まずはこの週末にでも、ご家族で「理想の暮らし会議」を開いてみるのはいかがでしょうか? そこから、あなたの家づくりは、きっと楽しくスタートしますよ!
