【現場編】良い工務店の選び方とは?建築士が教える必須ポイント5選
家づくりで失敗しない工務店の選び方、知りたいですか?実は「現場」にこそ答えがあります。一級建築士の私が、初心者でも分かる現場チェックポイント5選を徹底解説!キレイな現場、気密試験、雨対策など、見るべき点を押さえて、信頼できるパートナーを見つけましょう。
家づくりを考え始めた皆さん、工務店の選び方で悩んでいませんか? 🏠 「営業マンの人柄が良いから」「デザインがおしゃれだから」…もちろんそれも大切です。 でも、本当に信頼できる工務店かどうかを見抜くには、モデルハウスやパンフレットだけでは不十分なんです。
一番見るべき場所、それは「工事現場」です。
こんにちは!建設業界で17年、一級建築士のHIIT(ヒート)です。私自身ももうすぐ父親になる予定で、家族のための家づくりを考える皆さんの気持ちがよく分かります。
この記事では、なぜ「現場」が重要なのか、そして家づくりで後悔しないために、プロの目で見るべき「現場のチェックポイント5選」を分かりやすく解説します。 この記事を読めば、工務店の「本当の姿」を見抜く目が養われますよ!
なぜ工務店選びで「現場」を見るべきなの?
「現場を見ても、素人だからよく分からない…」そう思うかもしれません。 でも大丈夫です!難しい技術を見るのではなく、「仕事への姿勢」を見るのが目的なんです。
現場は工務店の「素顔」が表れる場所
モデルハウスは、工務店にとって「よそ行きの顔」。キレイで当たり前ですよね。 でも、実際の工事現場は、職人さんたちが作業し、材料が置かれ、日々変化していく「日常」の場所。 だからこそ、整理整頓の状況や管理体制など、その会社の「素顔」や「誠実さ」がハッキリと表れるんです。
営業マンの言葉より「現場の事実」
営業マンがどんなに「うちは丁寧な仕事が自慢です!」と言っていても、現場がゴチャゴチャだったら…ちょっと不安になりませんか? 😥 言葉(約束)と行動(現場)が一致しているか。それこそが信頼できるパートナー選びの最大のカギになります。
建築士が教える!現場チェックポイント5選
では、具体的にどこを見ればいいのでしょうか? 私が長年、現場管理も行ってきた経験から、初心者の方でも簡単に確認できる5つのポイントに絞りました!
1. 現場はキレイに整頓されているか?
これは最重要ポイントです!
- 資材や道具が整理されているか?
- 使う道具や材料が決められた場所に置かれている現場は、段取りが良い証拠です。
- ゴミはちゃんと分別されているか?
- 当たり前のことが、当たり前にできているか。
- 床や壁が汚れたり、傷ついたりしていないか?
- 現場がキレイということは、お客様の大切な家に傷をつけないよう、細心の注意を払っている証拠。丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
私が以前担当した現場でも、腕の良い大工さんほど、作業終わりは必ず掃除をして道具をピシッと並べていました。キレイな現場は、良い仕事の基本なんです。
2. 「気密試験(C値測定)」を実施しているか?
ちょっと専門用語が出てきましたね。 「気密(きみつ)試験」とは、「家にどれくらい隙間があるか」を機械で測るテストのことです。(C値シーチ、という数値で表されます)
- なぜ隙間が少ない方が良いの?
- 隙間が多い(気密性が低い)と、せっかく冷暖房しても空気が漏れてしまい、光熱費がかさむ「燃費の悪い家」になってしまいます 💰
- 設計通りの性能が出ている証拠
- 良い設計図があっても、職人さんが丁寧に施工しないと隙間だらけの家になってしまいます。
- この試験をしっかり行っている工務店は、「設計通りの性能をきちんとお客様に届ける」という責任感の表れです。
3. 工事中の「雨対策」は万全か?
家が完成するまでには、何度も雨が降ります。 特に、柱や梁(はり)が組み上がって(上棟)から屋根がかかるまでの数日間は、家の骨組みがむき出しになります。
- 濡れやすい木材をブルーシート等で守っているか?
- 家の材料(特に木材や断熱材)は、水に濡れると強度が落ちたり、カビの原因になったりすることがあります。
- 「どうせ乾くから」と対策を怠るローコスト住宅の現場も(残念ながら)見たことがありますが、「お客様の財産を守る」という意識がここに出ます。
4. 検査体制はしっかりしているか?
「ちゃんと検査してるの?」これは気になりますよね。 実は、法律で決められた最低限の検査(※瑕疵担保保険の検査など)は、工事中にたった数回しかありません。
- 第三者機関の監査を入れているか?
- 法律の検査とは別に、利害関係のない第三者のプロに検査してもらう仕組みです。コストはかかりますが、安心感は格段に上がります。
- 自社での厳しい検査基準があるか?
- 「〇〇工事が終わったら、必ずこの項目をチェックする」といった、社内の厳しい検査ルール(施工標準仕様書など)が整っているかも重要です。
5. 現場の「情報共有」はスムーズか?
良い家は、現場監督さんや大工さんなど、たくさんの人の連携プレーで出来上がります。
- 工程表(スケジュール表)が貼られているか?
- 「いつ、誰が、何の作業をするか」が全員に共有されているか。
- 図面がキレイに管理されているか?
- 図面が雨風でボロボロ…なんて現場は要注意です。
- 現場監督さんが状況を把握しているか?
- こうした情報共有ができていないと、「図面と違うものができてしまった…」なんていう悲しいミスにつながる可能性があります。情報が整理されている現場は、管理が行き届いている証拠です。
「現場を見せてほしい」と伝えるベストタイミング
「よし、現場を見たい!でも、いつ言えばいいの?」 タイミングは絶対に、「契約する前」であり「イベント以外の日」です。契約してしまってから、現場が汚かった場合に、やっぱり契約破棄したいな、となっても違約金が発生します。そして、イベントの日はほ絶対に掃除をするからです。理想は、生の現場を見ることです。
誠実な工務店なら、喜んで案内してくれるはずです。「今ちょっと見せられる現場がなくて…」と濁すようなら、少し慎重になった方が良いかもしれません。
まとめ:キレイな現場は「良い家づくり」の第一歩
今回は、工務店の選び方で後悔しないための「現場チェックポイント」を5つご紹介しました。
- 1. 現場はキレイに整頓されているか?(最重要!)
- 2. 「気密試験」を実施しているか?(家の燃費に関わる)
- 3. 工事中の「雨対策」は万全か?(家を濡らさない意識)
- 4. 検査体制はしっかりしているか?(法律+αの安心感)
- 5. 現場の「情報共有」はスムーズか?(ミスの防止)
専門的な技術が分からなくても、「丁寧さ」「誠実さ」は必ず現場の雰囲気に出ます。
この記事を読んだあなたの次の一歩は、気になっている工務店に「工事中の現場を見学させてください」と伝えてみることです。
あなたの家づくりが成功することを、私も心から応援しています!😊
